返報制のない、見返りを求めないなにかが好き
人から何かを受けたときに、対価を払わないといけないと思う心理を返報制という。
ロボットの学習ステップの話が面白かった。
ロボット学習のステップ
とある方がロボットの学習段階を3ステップに分解していてなるほどなと唸ったのでした。
曰く、要約するとこんな感じ。
1周目:はじめてロボットを動かし、感情の高ぶりのまま気になる機能を触ってみる
2周目:感情の高ぶりも収まって、冷静に全体の機能を把握して触る
3周目:ロボットにしかできないこと、を考えて触る
そもそも今市場にでているロボットの期待と実務能力に乖離がある。それはしょうがない。ロボット今までだれも触ったことないもの。
一巡目はその期待値のまま触ってみて問題ないけど、すぐに二巡目で乖離に気づいてしまう。
ビジネスでロボットが流行りだからといって導入しようとすると、二巡目の機能をふんだんに使ったソリューションがわさわさ生まれてくると思う。
そこで流行りが止まってしまうと「なんかまぁ、スマホでもいいよね」で止まってしまう。
その一歩先の小粋な感じをロボットが醸しだしてくれるといいなぁ。
そこで何ができるかが個人的にたぶん今一番刺激が多いところだと思っている。
今のハッカソンはその仮説を見つける場所。
日本ならでは感
下の動画が公開されたのが1/31だけど、このフィギュア、アニメの方向で盛り上がると個人的には面白いなぁと思う。
これも長い髪があるから首が振れることがすごく映えるもんね。
フィギュアが静止していることが「平成感があって古い」みたいな時代が来るかもしれない。
ロボットと嘘
ロボットに関わることが多い
唐突だが最近ロボットに関わることが多い。
それはPepperしかり最近一気にコミュニケーションロボットの市場が盛り上がった影響だ。
その中でもかなり面白い人達と知り合えていると思う。
ロボットを技術的に発展、課題解決させようとする人もいるし
これからロボットが普及することでどんな影響があるか、「ロボットと人の暮らし」のようなことに焦点を当てて考えている人もいる。
いろいろ考えているうちにロボットがロボットたら占めていることは何か、翻って人が人たら占めているものは何か、ということについて2つのことを考えている。
一つはロボットと嘘
もう一つはロボットと記憶
今回はひとつ目の方に散漫に書いていきたい
ロボット三原則
ロボットには「ロボット三原則」というものがある
それはSFの世界発祥のものでどこまで厳守されるべきものなのかまだ知らないが、結構広く知られている概念らしい。
ロボット工学三原則(ロボットこうがくさんげんそく、Three Laws of Robotics)とは、SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、ロボットが従うべきとして示された原則である。ロボット三原則とも言われる。「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則から成る。
- 第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
- 第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
- 第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
孫引きになってしまい申し訳ない。しかもwikipedia。
「ロボットは人に危害を加えてはならない」「ロボットは人の命令に服従しなければいけない」「ロボットは自己を守らなければならない」という3つからなる原則。たぶんいま市販されているロボットもこの原則には則っているように思う。Pepperも非常に強くセーフティがかかっているし、人の命令を必ず聞くようになっている。
2つ目の原則通り、少しプログラミングをしているとロボットはプログラミング通りに動くただの筐体だということに気づく。
なんとなくその時はちょっとした残念な気持ちを感じたのは確かだ。
自分の指令はすべて忠実に再現して、エラーがあったらエラーと吐く。
先日、この説明をしていたら「じゃあその指令するプログラムは自分で考えなくちゃいけないの?」と聞かれた。
ところが、正直その時僕は腹が立った。
なんでそんなアタリマエのこと聞くの?指示通りに動くのがロボットなんだから指示考えるの当たり前じゃん。底までサボろうとするのロボットに期待し過ぎじゃない?何もわかってネーナこいつ。
そんなことを考えていたんだけど、ロボット触れていない人にとってはそれが当たり前の感覚なのかもしれない。自分で考え、自分で動き、自分で自分自身をプログラミングする存在。そんなふうに思われている。
いつの間にかその感覚を少し忘れていたのだ。
ロボットと嘘
ロボットは自分のプログラムを忠実に再現してくれる。
でもそこに面白みの無さを感じたのは確かだ。
だったらプログラム通りに動かないものはどうだろうか。
少し話は飛ぶが先日『STEINS;GATE 0』というゲームをやっていた。
そこには自分で物を考えるAIが重要キャラクターとして登場する。
そのAIは気を使うし、機嫌が悪い時もある。話すのが好きな相手とそうじゃない相手が存在する。
これだよこれ、みんなが求めているAIってコレだよね。という感じがした。
その中で恥ずかしがって質問に答えない、という場面があった。
その時今いじっている入力した通りのプログラムを実行しようとする今の筐体との差をはっきり感じたのだ。
人間が答えよ、と入力しているのにそれを拒否するロボット。あるいは嘘をつくロボット。
ロボット工学三原則の「ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。」には反しているだろうがそれがとても人間臭く感じたのだ。
意図的に、場面に合わせて人の言うことを聞かないロボットが生まれたら面白いと思う。
それが効果を発揮するのは通常状態にはストレスの感じないレベルで人間の指示を聞かなくちゃいけないから難しいのだけれど。
2年間大切に守っていた彼女の処女を知らないナンパ師に奪われていた話
なかなか考えさせられる投稿を先日Twitterで見たので書いてみる。
設定
20才女子大生。18から2年も付き合っていて彼氏とはSEXしていない。
18才の2年間はとても長いものだ。2年付き合っていたら周りの友人からも長いねーと言われる期間ではあるだろう。
その間手を出さないなんて彼氏は奥手で、シャイで、でもとても彼女を大事にしていただろう(妄想)
ところが
なんかのきっかけでであったナンパ師に2回目にあった時にSEXしてしまう。
20歳 JOJO JD 先週のスト案件 準即 二年付き合って、やってないとか大事にされすぎやろ。 痛いグダのせいでホテルインから3時間くらいかかった。 疲れた。おやすみなさい。 pic.twitter.com/ziR8ShcyF3
— しげぞー 《しげぞー会:会長》 (@YU_I_nanpa) 2015, 10月 20
書いていて思ったたが、まさに「ところが」という接続がハマる。
起承転結でいえば転。
彼氏にとっても彼女にとっても青天の霹靂だろう。
自分が彼氏の立場だったら死にたい。
もう死ぬ勢いで自分を攻めるし、不安定になってたら彼女も攻めちゃうだろうし、自分が情けなくて情けなく死にたくなる。
彼女も一生忘れられない出来事になってしまうだろう。
温度差すごい
でも、当事者の二人にとってはめちゃくちゃ重い出来事でも、ナンパアカウントからするとそうでもない。せいぜい、「3時間かかった。疲れた。」くらいの感想しかないようだ。
処女だと思って大事に大事に扱ってた彼女が、突然現れたナンパ師に処女膜貫かれる。 彼氏には酷だけど、女なんてこんなもの。 https://t.co/Hs8g7tX9zW
— キャメロン (@KameronSmash) 2015, 10月 20
クソワロタw 今も彼氏はこの彼女が処女とか思ってんのかw 突然現れたナンパ師に処女奪われてるとも知らずにw
— 東京千秋 (@Losatlexx) 2015, 10月 21
周りの反応もこんなもん。
全く温度差にビックリだね。
若い女性はそれだけで価値が高いんだから、常に狙われている、という感覚があっても良いんじゃないかとこの出来事を見ると思わされる。
誰に対していっているかというと彼氏に対して。
彼女は自分のもの、なんて傲慢になった瞬間に離れていくのが世の常だし、2年間なんて数字はどうても良くて、気持ちが少し離れたからナンパに付いて言ったんだろう。
全く、初心忘れるべからず。
恋愛なんて盛り上がっている度(加速度)のようなものがあったら初期が確実に一番盛り上がっているのだから如何にそれを忘れないように対策するかが長く続くには重要なんじゃなかろうか。
如何に初心を忘れないかについては、なかなか向き合うのは大変だと思う。どうしても今のことに目を向けてしまうだろう。
過去に目を向けると言ってもあの頃は良かったと回顧してしまうだけだろう。
初心の頃の気持ちなんて記録して残している人は稀だろう。
でも、初心を思い出しつつ、今とこれからを常に考えていかなくちゃいけないんだ。
ちなみにこれは自分に対して言い聞かせてる。
食の楽しみ方が求められてる。食べログよりも常連になることが必要になるということ
サイゼの記事に感銘を受けた
先日、はてぶでサイゼリヤの100%活用法という記事が大変賑わっていた。
「美味しいお店○選」はせいぜいいっても200ブクマ。振り返ってみると「食の楽しみ方」に関する記事が時折、スマッシュヒットを見せる。
食べログの次
食べログやRettyがお店を採点することを一般化させたその結果、
一部の人にとっては点数が低いけど美味しいお店が価値。
点数がついていないけど美味しいお店が価値。
という価値観が少なからずあると思う。一部、というか俺だ。
Facebookで「食べログ日本1位のなんとかだよ〜」とか言われてもうざいとしか思わない。それに群がって連れてって〜とか言ってるやつの気持ち悪さも半端ない。
で、お店を採点するサイトが誰でも使えるツールになった今、次求められているのはお客さん側を教育することなんじゃないかと思っている。
この人とごはんを食べると美味しい、
この人とお酒を飲むと気持ちよく酔える
この人とごはんを食べると新しい発見がある
この人とごはんを食べるとただごはんを食べるだけが楽しいエンターテイメントになる
それはお店に制限されるものではない。
でも食べログ世界1位のお店に行っても楽しみ方を知らない人は楽しめない。
そこで必要となるのが冒頭のサイゼ100%活用法のような記事かと思う。
そんな自分の好きな記事
自分の中でそんな記事を振り返ってみる。
こういう吉田類みたいな飲み方が結局好きなだけかもしれない。
これは○選系の記事だけど、楽しみ方まで書いてあって何度か読みたくなるものだったから入れた。
「食べられログ」
http://youkoseki.com/text/taberarelog
お客さんの採点をする食べられログが来るというSF。
採点系の次が来るなんてだれでも思いつくし考えてる。
こういう飲み方出来る人が好き、って話。
バケモノの子を観て気に入らんかったこと。九太完璧過ぎない?
バケモノの子でひとつだけ気にくわないこと
もうこれでシミも怖くない!カレーにまつわる話
ひとつめ
カレーの色は紫外線に弱いので、日光に当てると消える。これはほんとです。「カレーついちゃったら、まずティッシュでおおかた拭ってから、濡らさず天日干ししてクダサーイ」と昔、インド人の知り合いが教えてくれました。ありがとうニラヴさん。おかげで白い服でカレー食べて何度救われたか。
— 埼玉のタヌキ (@tanuki0411) 2014, 8月 13
ふたつめ
カーペットにカレーをこぼした時、水で拭いてませんか?水ではキレイに落ちませんよね。コレ言うと驚く人が多いんですが、あえてブラックコーヒーで拭いてみて下さい。どうです?落ちませんよね?余計汚れましたよね?OK いいじゃんどうせ落ちないんだし。踊って忘れようぜ!ミュージックスタート!
— 昆布山葵 (@43ismamorigami) 2015, 7月 12
みっつめ