SHIROBAKO作るためにもいろんな失敗があったんだろうなぁってこと

SHIROBAKOはすごい

SHIROBAKOは今世紀最高の作品とか、

自分史上最高のお仕事アニメといった絶賛の声で溢れている。

 

確かにそうだ。

ピーエーワークスのオリジナル作品の中でも花咲くいろはと同様に「働く中での群像劇、成長物語」としての完成度は非常に高い。それでいて、学生から仕事をして数年経った人まで幅広い年代に支持されているからすごい(ソースなし)

 

それを創ってるチームもすごい

確かに面白い。すんごく面白い。

2話『アルピンはいます』の最後のところから釘付けになったし、監督が燃えてるシーン、登場人物がいい作品を作ろうとぶつかり合ってるシーンはどこもグッとくる。

ただし、作品としてもすんごく面白いと思うが、もっとすごいと思うのはそれを作っている監督、ひいてはSHIROBAKOを作っているチームだと思うのだ。

 

自分はアニメを作る仕事とは一切関係ないが、何かを一緒に作り上げるチームというのはいつだって素晴らしいと思うし、自分もそんなチームの一員でありたいと常に思っている。

 

監督とプロデューサーがいい関係

このSHIROBAKOを作ったチームはきっと急造のチームではないと思う。お互いの信頼関係があって、いいものを作ろうと方向性も一致していて一丸となっていたんだと勝手に推測している。

 

それがわかるのが、以下の川瀬浩平さんのインタビュー。

 

川瀬 脚本会議でいうと、今お話したように、堀川さんからは「こういうことを描いてみたい」というお話がでるんです。で、水島監督はどうかというと……これは脚本会議を数回やった段階で気づいたんですけど、付き合いが長いものだから、「あ、このおじさん、頭の中でもう全部できてるな」とわかったんです。
—— なるほど。
川瀬 「あ、もうこれ、何も言うことねえや」と思いました。同時に思ったのが、この作品での僕のミッションは、水島努が塀の上から落ちないようにすることだなと。それぐらい、水島監督の頭の中でイメージがしっかりできていたんです。横手さんから「こうかな」とでてきたものに対して、「ここはこうしないとキャラが動かないから、このセリフはこうしてください」って逐一チェックするわけですよ。水島監督がそういうモードになったら、もうあんまり言わないほうがいいんですよ。その場でどんなビジュアルにするか説明してくれるので、「確かにそれは面白い」という説得力もあるんです。あと、そこまでビジュアルができているんだったら、何を言っても変わらないだろうなっていうのも正直あって(笑)。

僕の仕事は、監督が落ちないようにすること『SHIROBAKO』プロデュース 川瀬浩平(第2回) | AniKo

 

放送中に作中の登場自分つについて、誰がモデルなのか2ch上や海外の掲示板でも話し合うのが盛り上がっていたようだけど 、自分ももっと有名アニメーターや監督以外にも詳しかったら放送中から楽しめたんだろうなぁって思う。

 

 これまでたくさんのチームを組んで失敗もしてきたからSHIROBAKOが生まれた

 何が言いたいかっていうと、しくじり先生深夜帯放送の最終回でオリラジのあっちゃんが言ってたことがまんま当てはまるだろうなってことだ。

 

以下のリンクはゲームバージョン

オリエンタルラジオの中田敦彦のプレゼンのゲームバージョン.pptx - Google ドライブ

 

 SHIROBAKOバージョンもあるんじゃないかと!

 

頑張って作ったアニメがこけても誰のことも恨むな

 

頭ではわかっていても恨んじゃうんです。

だって監督が偉そうに言っていたんですもの。

「俺の後についてくれば大丈夫だ」とか

「間違いない。大船に乗ったつもりで俺の言う通りにやっていればいいから」

その人が手のひらを返したかのように離れて行くんです。

 

「えーお前のせいじゃないか」って思いますよね。

「お前の企画がうまくいかないから」

「いやいや、あそこでテコ入れするから」

「あの脚本が遅れたからコンテも原画も遅れたんだ」

なんてみんなが責め合って終わる

 

でもね。また他のプロジェクトで同じチームになる可能性だってあるんですよ。

全員が一緒のチームになることはないでしょう。

 

でもバラバラにはまた一緒に働くことはあるんです。

 

監督だった人が、デスクになってたり

作監じゃなくて原画になってたりという変化はあるかもしれないけど、

また他のプロジェクトで一緒になることはあるんです。

 

でもその時には前回よりいい仕事ができるんです。

だってアニメを潰してしまったっていう共有できるトラウマがあるから。

「今回は良いものにしようね」って言わなくても通じるものがある。

だから「誰のせいでもないんだ」とぐっと飲み込んで次のプロジェクトに取り掛かりましょう。

 

 

そうしてできたのが、したの特別エンドロールだと思うと泣ける。 

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=yYs4DAZTWog&feature=youtu.be

 

 

 

最後はトピシュさんにならってピーエーワークスにはアニメ制作会社にしては珍しくおそらく中抜きが少ないであろう、直販があることをおしらせして締めたいと思います。

お仕事アニメとしての『SHIROBAKO』の素晴らしさ - 斗比主閲子の姑日記

 

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