聲の形 山田尚子監督&牛尾憲輔 音楽担当 スタッフトーク付き上映会感想 ネタばれバリバリあり
『聲の形』上映後に、山田尚子監督と音楽担当の牛尾憲輔さんがトークするイベントに行ってきた。
一
映像作家や音楽家がインタビューで言語化することで固定されてしまい、それが作品を殺すこともあるといった例を挙げて牛尾憲輔さん、『映画 聲の形』では滲んだ、ぼやけた状態で音楽を作れたと話していた。それが互いに主張し合うのではなくかといって背景にもなならい映像と音楽の両立を生んだのか。
— タニグチリウイチ (@uranichi) 2016年10月13日
作者がインタビューで言葉にしてしまうことは『作品を殺してしまうことだ』とかなり強い言葉を使って言っていたのでこれもあんまり参考にするべきことじゃないと思うが、なにを話してたか降りかえってみる。
作者が意図を言葉にしてしまうと、それだけが正解になってしまってそれ以外が不正解になってしまうから、牛尾さんインタビューはあまり好きじゃなさそうだったけど、しゃべり始めたらめっちゃしゃべってた笑
音楽による没入感が凄いな、なんて思ってたけど。それもそのはず、山田監督と牛尾さんがコンセプトの部分から意識を共有して絵コンテと音楽を同時進行で作るから、映画の構成要素として楽曲が大きく占めてたんだ。
— 宇宙はレインズ (@duckyou_utete_n) 2016年10月13日
没入とかではなく音楽もまた聲の形だったのね。納得。
@u_m_m__xx 映画『聲の形』スタッフトーク@新宿ピカデリー 簡易版2
— umm@『聲の形』応援!! (@u_m_m__xx) 2016年10月13日
・「lit」は、最初の打ち合わせのすぐ後に書き上げた。その最初の打ち合わせ、山田監督と牛尾さん以外は2人が何の話をしているのかわからなかった。
#聲の形
最初の打ち合わせではほかの参加者は何言ってるかわからないって相当だよね。
なにか極限の話、とかそういう大きな概念をぽわっと話していたらしい
『映画 聲の形』の山田尚子監督と音楽の牛尾憲輔さんとのトークで、牛尾さんが話していたのが「ふわふわしたものからソリッドになった」という音楽作りのイメージ。劇盤というとシーンにあわせカチッと作るものらしいけどこの作品ではコンテをもらうかどうかという段階で音楽を作る同時進行だったと。
— タニグチリウイチ (@uranichi) 2016年10月13日
打ち合わせでコンセプトのようなふわふわとしていた部分を共有して、その日のうちに作った楽曲があったり、コンテを譜面台に載せながら作曲したり同時進行していた
@u_m_m__xx 映画『聲の形』スタッフトーク@新宿ピカデリー 簡易版3
— umm@『聲の形』応援!! (@u_m_m__xx) 2016年10月13日
・とにかく小さな音を拾っている。ノイズのチェックをしようとしたら「全部ノイズです」と言われた。
・実家での収録部分には、よく聴くとコオロギと猫由来のノイズも。#聲の形
ノイズをたくさん入れていて、ピアノも実家の使い込んだものを使って収録した
「ピアノの中に入ってるような感じ、しましたか?」と
— mocci もちやん (@auriscope_m) 2016年10月13日
ふと作家の顔になって観客の皆さんへ問いかける牛尾さんでした。
#聲の形
音源とるのもピアノの中に入っているような感じを出すための工夫がたくさん
「ピアノの中に入ってる感じ。」
ピカデリーでの聲の形トークショーは笑えてとても面白かった。山田監督はR2D2みたいな動きしてて面白かったし、ハンバーグのエピソードはまさかの牛尾氏が元ネタってのも面白すぎた。そして牛尾氏の手は美しかった。作画監督の西尾氏も牛尾氏の手を参考に作画しているとの事。手タレいけるのでは?
— ジャックバウアー (@J_27Bit) 2016年10月13日
映画『聲の形』スタッフトーク@新宿ピカデリー 簡易版1
— umm@『聲の形』応援!! (@u_m_m__xx) 2016年10月13日
・初対面が最悪だった(笑)。共通の知人を通して会う機会があったが、山田監督が挨拶して顔をあげたら牛尾さんは既に立ち去ろうとしていた。
・何度か舞台あいさつで出てきている「ハンバーグ」の元ネタは牛尾さんの冗談話。 #聲の形
牛尾さん。この場を借りて糾弾したいことがある、とかいいだして。
山田監督が何度か話している、小学校時代の内弁慶石田くん。階段でお母さんに引き留められたときの松岡君への演技指導「ハンバーグ」ネタはもともと牛尾さんのネタだったらしい笑
手がすごく重要な作品。石田の手のモデルを探しているときに、牛尾さんの手がすごくきれいだって話になったらしい
山田監督が一週間くらい京都を離れていて、帰ってきたら牛尾さんの手をもとに千手観音張りにたくさんの手が会社にあった笑
新宿ピカデリーで映画 #聲の形 スタッフトーク付き上映会を観賞。将也の手のモデルは音楽担当・牛尾憲輔さんの手だったという話や、ラストの音楽を仕上げる際に京アニ近辺の河原で着想を得た話など。あと、山田尚子監督が時折り関西弁を交えて話す度に、はにゃ〜んって気持ちになりました(^^)
— いっしー (@uma_issy) 2016年10月13日
ラストシーン
×が取れてドーンというところまではイメージついていたけど山田監督も牛尾さんもかなり苦悩していた
そのままオーケストラでじゃーんと占めるのもなんか違うしなぁと。
山田監督が京アニ近くを散歩していて、河原?どんな場所だったかわからないけど、そこで降りてきたと。
牛尾さんも少し雨が降っている河原に連れてってみた。
牛尾さん将也ばりに号泣
最後将也は自分を受け止めていいんだ。
そこで一気に最後の音楽も降りてきた。
京アニの人は帰り道だから「さっき車内にいた人が雨の中号泣してる・・・」と見ていたらしい笑
@u_m_m__xx 映画『聲の形』スタッフトーク@新宿ピカデリー 簡易版おまけ
— umm@『聲の形』応援!! (@u_m_m__xx) 2016年10月13日
残り時間が少ない事を司会の方より告げられると、観客席に向かって
牛尾さん「向かいのワタミに行っちゃおうよ。家にも行こうよ!」
山田監督「来ちゃだめです(笑)」
仲の良い夫婦にに見えました #聲の形
牛尾さん「向かいのワタミ行っちゃおうよ」
山田監督「はい」
司会「簡単にはいって言わないでください笑」
はいって言ったの覚えてるからな~
社交辞令で終わらせないでのみいきたいな~
以上。